テングチョウ

（天狗蝶）

目名：チョウ目　タテハチョウ科
学名：Libythea celtis

観察時期：春、夏、秋
分布　　：沖縄～本州
生息場所：山林・雑木林、市街地

低山地の雑木林に多く、市街地の公園などでも見かかるチョウ。
前翅長は19～29㎜ほどで、天狗のように顔の先が尖っている茶色っぽいチョウ。翅は茶色で、前翅の縁に角状の突起がある。翅の表面には褐色～橙色の斑紋があるが、前翅前端にある2つの斑紋は白い。鼻のように見えるのは、下唇ひげ（パルピ）という部分。盛夏に休眠し、秋に再び活動してそのまま成虫越冬する。冬眠から覚めた春先にも再び活動する。食草はニレ科のエノキ、エゾエノキなど。

 

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