(黒糸蜻蛉)

目名:トンボ目イトトンボ科
学名:Cercion calamorum

観察時期:春、夏、秋
分布  :九州~北海道
生息場所:河川・湖沼・湿地

九州~北海道の平地~山地の湖沼、ため池のほか水草が生えている公園の池でも見られることがある。
全長27~38㎜ほどで、未熟児は黄白色の体に黒色の条紋があるが、成熟するとオスは黒くなり、頭、胸、腹の付け根が白粉で覆われる。メスは個体によって緑色か青色が濃くなる。腹部の黒い部分は、光の反射で金属ように光る。オスは水面に浮かぶ水草の葉上などに止まり、なわばりをつくる。

 

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