(腹広蜻蛉)

目名:トンボ目トンボ科
学名:Lyriothemis pachygastra

観察時期:春、夏、秋
分布  :九州~北海道
生息場所:河川・湖沼・湿地、水田周辺

九州~北海道の平地~丘陵の水生植物の多い池や湿地、水田の周辺で見られるトンボ。
全長32~42㎜ほどで、体長の割に腹部が極端に太く扁平で短いという独特の体形をしており、特に雌の腹部は極太。顔面の前額背面が青藍色の金属光沢を放つ。未熟なうちは全身が黄色を基調とした体色をしているが、成熟するにつれてオスは全身が黒化したのち、腹部背面がシオカラトンボのように青白い粉を帯びるようになる。メスの体色はあまり変化しないが、まれに白っぽくなるものもある。

 

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