(大雀蜂)

目名:ハチ目スズメバチ科
学名:Vespa mandarinia

観察時期:春、夏、秋
分布  :九州~北海道
生息場所:山林・雑木林

九州~北海道の平地~山地の林内や林縁部などに生息する昆虫。
体長は27~28㎜になるスズメバチ属として世界最大の種。女王バチの体長は27~45㎜。頭部はオレンジ色、胸部は黒色、腹部は黄色と黒色の縞模様で、羽は茶色。オスは毒針を持たない。日本に生息するハチ類の中で最も強力な毒を持つ。チョウやガの幼虫などの昆虫を捕獲、その肉団子を巣の幼虫の食物とする。時には肉食のカマキリなども襲う。極めて攻撃性が高く、特に晩夏から秋にかけては攻撃性が強まる。樹木の洞や、土中、人家の壁や軒下に巣をつくる。

 

※写真はクリックすると拡大します。