(瀬戸内山椒魚)

目名:有尾目サンショウウオ科
学名:Hynobius setouchi

観察時期:通年
分布  :四国(香川県・徳島県)~本州(山陽地方・大阪府・紀伊半島)
生息場所:河川・湖沼・湿地、水田周辺

低地から丘陵にある湧水や水田の周囲にある二次林や竹林・草原などに生息する両生類。
体長は7~12.5㎝ほどになり、体側面に入る皺(肋条)は左右に13本(まれに12本)ずつある。背面の色彩は緑褐色や淡灰褐色・暗褐色で、褐色の斑点が入る個体が多い。単独で生活し、主に夜行性。冬から春にかけて湿地や水田、浅い湖沼などに産卵する。卵のうは1対で、透明でしわの多いコイル状。成体はミミズや小昆虫を食べる。

 

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