ニホンヒキガエル

（（別名：カマガエル））

目名：カエル目ヒキガエル科
学名：Bufo japonica

観察時期：春、夏、秋
分布　　：九州～本州（近畿以西）
生息場所：河川・湖沼・湿地、水田周辺

九州～本州（近畿以西）の低地から山地にある森林やその周辺の草原のほか、農耕地、公園、民家の庭などにも広く生息する両生類。
体長は8～18㎝ほどで、体色は褐色、黄褐色、赤褐色などで、白や黒、褐色の帯模様が入る個体もいる。いぼが多い。体側面に赤い斑点が入る個体が多く、背にも斑点が入る個体もいる。あまり水に入らないカエルで、地上での行動が多いが、後ろ足が短くジャンプは不得意。単独で生活し、夜行性。食べ物は昆虫、ミミズなど。
日本固有種。ニホンヒキガエルには、西日本に分布するニホンヒキガエルと東日本に分布するアズマヒキガエルの２亜種がある。
鼓膜の後ろの耳線から毒液をだす。この毒からつくられたのが「蝦蟇の油」。

 

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