(庭石菖 別名:ナンキンアヤメ)

科名:アヤメ科ニワゼキショウ属
学名:Sisyrinchium rosulatum

花期  :春、夏
分布  :全国
生息場所:農耕地・草地

全国の日当たりのよい道ばたや草地に生える多年草。花期は5~6月頃。
北アメリカ原産の帰化植物で、日本には、1890年頃観賞用として持ち込まれた。
草丈は 10~20㎝ほどで、葉は扁平で線形、幅2~3mm、基部は茎を抱く。茎の先に葉と同形の苞に包まれた細い花序をだし、細い柄のある直径約1.5cmの小さな6弁花を開く。花被片は青紫色、紅紫色または白紫色。一日花ではあるが次々と咲き、そのあでやかさで晩春から初夏を彩る。
根際から生える葉の形が石菖(セキショウ)というサトイモ科の植物に似ているところからこの名前がついた。

 

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