(栗)

科名:ブナ科クリ属
学名:Castanes crenata

花期  :夏
分布  :九州~北海道(西南部)
生息場所:山林・雑木林

九州~北海道(西南部)の里山の雑木林に生える落葉高木。広葉樹。花期は6月頃。
高さ17mほど、あるいはそれ以上になる。樹皮は灰色で厚く、縦に深い裂け目を生じる。葉は細長く、ふちには先が針のようにとがった鋸歯がある。花は雌雄異花で、雄花は穂状、長さ20㎝ほどになり、垂れ下がる。全体的に白く、遠くからも目立つほど多くの雄花をつけることもある。花穂の根元に雌花がつく。雌花はやがて総苞片が発達した棘をつけて堅果となる。
果樹として古くから栽培されている。野生のクリはシバグリと呼ばれ、果実の小さい。

 

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