(白詰草 別名:クローバー)

科名:マメ科シャジクソウ科
学名:Trifolium repens

花期  :春、夏
分布  :全国
生息場所:水田周辺、農耕地・草地

全国の日当たりが良い草地や路傍に生える多年草。耐寒性が強い。花期は5~8月頃。
ヨーロッパ原産の帰化植物。クローバーとも呼ばれる。日本に渡来したのは江戸時代。
草丈は10~30cmほどで、地表直下から地表を匍匐する地下茎があり、所々から葉や花を付ける。葉は柔らかいが、踏みつけや刈り取りには結構強く、地表近くに張り巡らした茎から迅速に再生してくる。3つの小葉を付けるのが普通であるが、4~6枚の小葉をつけることもあり「四つ葉のクローバー」として親しまれている。花茎の先端に2cmほどの球状の花をさかせる。球状の花は、10~80個の白色の小花が集まったもの。
名称は、江戸時代にオランダから持ち込まれたガラス製品の包装に緩衝材として詰められていたことに由来する。

 

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