コツクバネウツギ

（小衝羽根空木）

科名：スイカズラ科ツクバネウツギ属
学名：Abelia serrata var.serrata

花期　　：春、夏
分布　　：九州～本州（中部地方以西）
生息場所：山林・雑木林

九州～本州（中部地方以西）の日当たりのよい雑木林などに生える落葉低木。広葉樹。花期は5～6月頃。
高さ1～2ｍほどで、よく分岐して茂る。樹皮は灰白色～灰褐色。葉は対生で、長さ2～5㎝、幅1～2㎝の卵形～狭楕円形で光沢のある濃緑色。花は釣鐘形で新枝の先に花を1～7個つける。花は薄紅色から白色で芳香がある。花冠は長さ1～2㎝の漏斗状で、細い花筒からやや急に鐘状に広がり、内面には長い毛がある。先はやや唇状で、下唇の内面には橙色の網状紋がある。実はそう果。長さ8～10㎜の細い筒状で9～10月に熟す。

 

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