コオイムシ
(子負虫)
目名:カメムシ目コオイムシ科
学名:Appasus japonicus
観察時期:春、夏、秋
分布 :九州~本州
生息場所:河川・湖沼・湿地、水田周辺
九州~本州の平地や丘陵の浅い池沼や水田などの浅い水域に生息する昆虫。
大きさは17~20㎜ほどで、体色は茶褐色で、小判型の水生カメムシ。メスがオスの背中に卵を産み付け、オスが卵の世話をする。オスは、ふ化するまでの約一ヶ月間、卵が水中で窒息死しないように、背中の卵塊を水面から持ち上げて一日をすごす。水中では腹部と翅の間に貯めた空気で呼吸をするが、タガメのような短い呼吸管も持っており、それは体内外に出し入れ可能。魚類、モノアラガイ、他の昆虫等を鎌状の前肢で捕らえ、口針から消化液を送り込み溶けた肉質を吸入する体外消化を行う。
大きさは17~20㎜ほどで、体色は茶褐色で、小判型の水生カメムシ。メスがオスの背中に卵を産み付け、オスが卵の世話をする。オスは、ふ化するまでの約一ヶ月間、卵が水中で窒息死しないように、背中の卵塊を水面から持ち上げて一日をすごす。水中では腹部と翅の間に貯めた空気で呼吸をするが、タガメのような短い呼吸管も持っており、それは体内外に出し入れ可能。魚類、モノアラガイ、他の昆虫等を鎌状の前肢で捕らえ、口針から消化液を送り込み溶けた肉質を吸入する体外消化を行う。
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