(墨流)

目名:チョウ目タテハチョウ科
学名:Dichorragia nesimachus

観察時期:春、夏
分布  :沖縄~本州
生息場所:山林・雑木林

沖縄~本州の雑木林の周辺で見られ、樹液によく飛来するチョウ。
前翅長は31~44㎜ほどで、青緑がかった灰黒色地に、白い小さな紋が散布された翅をもつ。その様子が、水面に墨を流して模様を写しとる「墨流し」に似ていることからこの名前がついた。渓流沿いでよく見かけ、危険を感じると、葉裏に翅を広げて隠れる。幼虫の食草はアワブキ科の植物。

 

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