(栗大油虫)

目名:カメムシ目アブラムシ科
学名:Lachnus tropicalis

観察時期:春、夏、秋
分布  :全国
生息場所:山林・雑木林

全国の山林のクリ,クヌギ,カシ類に集まる昆虫。
大きさは4㎜前後の大型のアブラムシで,全身黒色、触角は短く、脚は長い。有翅型の翅も黒色で、白い斑紋がある。翅 のあるものとないものとがある。春・夏はオスのみの単為生殖でメスの幼虫を胎生する。秋になるとオスを生み、有性生殖で卵を産に、卵で越冬する。クリ,クヌギ,カシ類の枝に集団で寄生して樹液を吸う。

 

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