(緋縅蝶)

目名:チョウ目タテハチョウ科
学名:Nymphalis xanthomelas

観察時期:夏、秋
分布  :九州~北海道
生息場所:山林・雑木林、市街地

九州~北海道の平地から山地の林周辺のほか、市街地などでも見かけるチョウ。
前翅長は32~42㎜ほどで、翅表はくすんだオレンジ色に黒紋がある。ヒオドシチョウの名は、戦国時代の武具「緋縅」から付けられた。翅の裏はかなり地味で、雑木林や落ち葉の山で翅を閉じると目立たない。雑木林を素早く飛び、樹液によく集まる。成虫で越冬し、早春から飛びはじめる。幼虫の食草はエノキ、エゾエノキ、ハルニレなど。

 

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