(松虫)

目名:バッタ目マツムシ科
学名:Xenogryllus marmoratus

観察時期:夏、秋
分布  :沖縄~本州
生息場所:農耕地・草地

沖縄~本州の平地から低山帯の河川敷や林縁の乾き気味のススキ原のような日当たりの良い草地に生息する昆虫。
体長22~25㎜ほどで、体色は淡褐色。また、付節に吸盤があるためプラスチックやガラスの垂直面を登ることが出来る。秋の鳴く虫の代表種のひとつ。文部省唱歌の『蟲のこゑ』では「チンチロリン、チンチロリン」歌われるが、実際は「チリ・チリリ」と、よく響く高い声。

 

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