(水色尾長小灰蝶)

目名:チョウ目シジミチョウ科
学名:Antigius attilia

観察時期:夏
分布  :九州~北海道
生息場所:山林・雑木林

九州~北海道の平地の雑木林に見られるが、近くに雑木林があれば市街地でも見ることができるチョウ。
前翅長は11~16㎜ほどで、尾状突起が長いシジミチョウ。翅は水色ではなく、翅表は濃灰一色で、後翅外縁の表面にわずかに水色の斑があり、飛ぶと水色っぽく見える。翅裏の斑紋が特徴的で、白地に黒い帯が2本はしり、後翅後縁には小さな橙色斑が入る。梅雨どきの夕方、梢の先をきびきびと飛びまわる。昼間は木の葉や草の上で休む。幼虫の食草はコナラ、ミズナラ、カシワなど。

 

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