コマユミ

（小檀、小真弓　　別名：ヤマニシキギ）

科名：ニシキギ科ニシキギ属
学名：Euonymus alatus var.alatus f. striatus

花期　　：春、夏
分布　　：九州～北海道
生息場所：山林・雑木林

九州～北海道の丘陵や山地の落葉広葉樹林内や林縁に生える落葉低木。広葉樹。花期は5～6月頃。
高さ1～3mになる。下部から多数枝分かれする。樹皮は灰褐色、若い枝は緑色で稜がある。葉は対生で、長さ2～７㎝、幅1～3㎝の長楕円形または倒卵形。先は鋭くとがり、基部はふつうくさび形。ふちには細かく鋭い鋸歯がある。葉柄は長さ1～3㎜。花は両性花で、葉腋から集散花序を出し、淡緑色の花を数個つける。花序の柄は長さ1～3㎝。花は直径6～8㎝。花弁は4個、ふちには鋸歯がある。果実はさく果で1～2個の分果に分かれる。分果は長さ5～8㎜の楕円形。10～11月に赤く熟す。
枝に顕著な翼があるのがニシキギで、翼のないものをコマユミという。

 

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