(椎茸)

科名:ヒラタケ科シイタケ属
学名:Lentinula edodes

花期  :春、秋
分布  :29
生息場所:山林・雑木林

自然界では、主にクヌギやシイ、コナラ、ミズナラ、クリなどの広葉樹の枯れ木に発生するキノコ。発生期は春と秋
カサは径4~10㎝ほどだが、それ以上になるものもある。表面は茶褐色~黒褐色で同色の綿毛状の鱗片がある。裏面は白色で、細かい襞がある。子実体の発生時期は初夏と秋で、適温は10〜25℃と幅がある。カサは幼い時は球型をしており、成長するにつれて開き、やがて平らになる。ヌメリはない。柄の表面は茶褐色で根元に近い部分は褐色でフェルト状になる。

発生:春と秋。シイ、クヌギ、コナラなどの倒木や切株上に群生。中型
傘:淡褐色~茶褐色~黒褐色で、初め特に傘の周辺部に白色~淡褐色の綿毛状の鱗片をつける。
ひだ:白色で古くなると褐色のしみができる。
柄:強靭で不完全なつばを持ち、つばより上は白色、下は白色~淡褐色で繊維状~鱗片状。
食:肉に強い香りを持つ。極めて有用。椎茸皮膚炎。
医療用医薬品:抗がん剤、レンチナン。

 

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