アブラゼミ
(油蝉 )
目名:カメムシ目セミ科
学名:Graptopsaltria nigrofuscata
観察時期:夏、秋
分布 :九州~北海道
生息場所:山林・雑木林、農耕地・草地、市街地
九州~北海道の森の中から市街地まで広く分布している昆虫。
大きさは36~38㎜(翅端まで約60㎜)ほどで、体は黒褐色から紺色で、前胸の背中には大きな褐色の斑点が2つ並ぶ。頭部は胸部より幅が狭く、上から見ると頭部は丸っこい。セミの多くは透明の翅をもつが、アブラゼミの翅は前後とも不透明の褐色をしていて、世界的にみて珍しいセミ。幼虫の前あしは、土を掘るのに適して、シャベルのように大きい。ナシ園やリンゴ園に発生して、害をおよぼすこともある。電信柱や人家の壁にとまって鳴くことも多い。
大きさは36~38㎜(翅端まで約60㎜)ほどで、体は黒褐色から紺色で、前胸の背中には大きな褐色の斑点が2つ並ぶ。頭部は胸部より幅が狭く、上から見ると頭部は丸っこい。セミの多くは透明の翅をもつが、アブラゼミの翅は前後とも不透明の褐色をしていて、世界的にみて珍しいセミ。幼虫の前あしは、土を掘るのに適して、シャベルのように大きい。ナシ園やリンゴ園に発生して、害をおよぼすこともある。電信柱や人家の壁にとまって鳴くことも多い。
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